アンコールで「4」を作った黒崎蘭丸の話
マジLOVEキングダムのアンコールで、指で「4」を作る彼の姿を見て思ったこと…まとまりないとりとめない自己解釈ばっかりです。
ランランはシャイニーにスカウトされてアイドルになったわけだけど、そのアイドルをやる条件として「自分の好きな音楽をやってもいいなら」って言っていたんですよ。
つまり「人に合わせる気もなければ、誰かの言うこと聞くつもりでもなかった」んですよ、アイドルとして音楽をやることに対して。自由にやらせろ、と。それがなんでなのかはゲームぜひやっていただきたいんだけど、そんな黒崎蘭丸が、「4」という、QUARTET NIGHTを指すハンドサインをしたんです。
私は、彼の音楽に対するスタンスはアイドルをやる前、アイドルになってから、QUARTET NIGHTになってからも何ら変わっていないと思っているんです。
黒崎蘭丸の言うロックっていうのは音楽のジャンルのことではなく精神的な部分のことを指していると思うので、ロックっていうのは「揺さぶる」ことなんですよ。
いろんな音楽をやることで聴いてる人の魂を揺さぶりたい。それが彼の音楽のスタンスだと私は思ってます。
もちろんゴリゴリのロックも好きだと思うけど、それが全てではないといいますか。
黒崎蘭丸は実は昔からいろんなジャンルの曲を作って歌っているというのはASで公式で出ています。
もともとロックというジャンルには囚われていない人だったんですけど。
ここで急に参考資料として谷山の紀章さんの話を出すんですが、谷山さんも今のST☆RISHに対して黒崎蘭丸と同じような感じだなぁって感じてて。ご本人も散々言ってますけど、「ダンス嫌い」な谷山さんが、ST☆RISHの時は、踊る。それはなぜか、「自分の嫌だと思う気持ちよりも、7人で揃ったときの快感のほうが勝ってしまっている」ってご本人言ってましたよね。
私、黒崎蘭丸にとってのQUARTET NIGHTもまさにそれだと思っているんです。
谷山さんのことをあまり深く存じ上げないのですが、精神的にロックンロールしてる方って「誰になんと言われようがぜってーぶれねぇからな!」みたいな物を持っていると思うんですが、それが、長いあいだ音楽を共に作っていく中で、ぶれねぇ物をもちつつも、らしくねぇことをしてもそれを限界突破して嫌いや苦手や乗り気じゃないところを、快感に変えちゃう存在が、黒崎蘭丸にはできたんだって。
黒崎蘭丸にはそういう存在が、今ちゃんといるんだって。
それが
寿嶺二
美風藍
そして黒崎蘭丸
の 4 なんだって
大事な大事な4なんだって。
とにかく壊れることを恐れていた彼に、壊れないものがある、と証明してくれたQUARTET NIGHT
ありがとう。
そんな気持ちです。