NEVER..の個人的解釈
NEVER..の個人的解釈。
NEVER…回で嶺二が春ちゃんにカルナイはどう思うかって聞いたときに、「みんな同じ方向向いていると思う」と言われて、「君にはそう見えるんだ」って嶺二は答えてるんですよね。
ってことは、嶺二自身カルナイが同じ方向向いてるとは思っていなかったってことなんだと思うんですな。思ってても確信してなかったというか。性格のバラバラさが本当にバラバラだと思ってたというか、一つの筋があってそこを見据えてることに気づいてなかったかもしくは気づいてても不安だったか不確かだったか。
春ちゃんて、ゲームやってると描写されてる部分があるのでわかると思うんですけど天才作曲家と言われる所以がですね、「アイドルの実力を最大限に引き出せる特殊能力」なんですよ。
たとえばアイドルの能力の限界を決めないで、ひとつ上、一歩先、を常に考えて曲を作ることができるんです、春ちゃんて。
そんな人を見据える能力に長けてる春ちゃんにそう言ってもらったことと、曲を作ってもらったことで、その不確かだった気持ちに対して背中を押してもらったのかもしれないって思うと「ホントのぼくを見つけてくれた君」って、そういうことなのかなぁって。
不安だよね。嶺二だって。迷ってたんだよね、きっと。
嶺二はそういう不安とか隠すのがうまいけど、春ちゃんはそんな嶺二の不安も無意識ながら気づいてたんだと思う。
もしかしたら嶺二はカルナイがダメだったらアイドルやめる選択も視野に入れていたかもしれない。理由はそれだけじゃないかもだけど、そこにかける情熱が迷子になって薄れかけてきたときに、春ちゃんは求めてた言葉と曲をくれたんじゃないかなって思うんだよね。多分、嶺二が一番求めていた時に一番欲しかったものを春ちゃんはくれたんだと思う。
そのアイドルを続ける可能性の方が高いというきっかけを与えたのはもちろんST☆RISHの存在だと思っているけど…嶺二の心に火がついてカルナイでやっていきたいと思ったのもST☆RISHに触発されて、だと思っているし。嶺二だけじゃなく4人ともね。ソロだったらどうなってたんだろうなぁ…。
私は個人的にNEVER…は一見恋愛の曲にみせかけて、カルナイに対する思いを歌っていて、それを春ちゃんに投げかけた曲だと思ってて、歌詞を紐解いていくと、あ、これってきっと嶺二の「歌にかける情熱」のことっぽいなって思うところがたくさんあるんです。私的解釈。
まだ終われない夢、とか季節を何度も重ねると自分の心に嘘がつけなくなるっていうのは、前途で話した「カルナイがだめだったらアイドルやめることも視野に入れていたのかもしれない」部分で、そんな見透かされたことも嶺二とっては小っ恥ずかしいというか照れくさいというか本来ならバレたくなかっただろうし、生まれた時間なんて何も関係ないっていっそカルナイの性格の合わなささとかバラバラさの表現に思えてくるし、たくさんの「初めて」を魅せようっていうのは、これから自分がそんな異色な仲間と新しく歩んで行くことを決意して輝いていく新しい自分を見せることをそう歌ったんだと思っているし…「愛」も「夢」をすべて引き連れ、ですよ。
車のシートで眠る天使が夢を見続けられるようにと
カーブは優しく手を返そう せめて少しの安らぎを
の部分も夢を見続けられるように、っていう表現がまるで嶺二が「アイドルを続けていく理由」みたいな 車に例えちゃうのが嶺二っぽいなって思うけど。
自分がアイドル辞める選択をしてしまったら、カルナイの曲を作るという春ちゃんの一つの仕事を奪ってしまうことにもなりかねないからね…「せめて」っていう部分がより切ない。
大人が勇気を仕舞う時には、のところも、嶺二にとってアイドルをもし辞める辞めないって究極の選択に対して、辞めることに対する大いなる覚悟への勇気だとしたら、仕舞っちゃうのもわかるよね。本気になったんだもん。
日本のアイドルは若年層ですから、25歳でアイドルがまたアイドルとしていろいろ初めてをやり直す、ってやっぱり嶺二にとって賭けだったよなぁって。思います。前から思っていたけどカルナイは、嶺二と蘭丸は「やりなおす」だし、カミュと藍は「未知なる新天地」だし、全員にとって賭けだったんだな…だからどこまでいけるかBet nowなのか……ずぶずぶずぶ…(沈
作曲家七海春歌と、カルナイに思うこと素直になれなかった寿嶺二のハイパー暴露ソングのような(言い方)
嶺二も恋愛の曲に見せかけてカルナイに対して歌っている曲だとしたら、相当天邪鬼だなぁってホホホってなりますねニッコリ
そんな真相を他の3人が知る由もなかったらそれもまたたまらんなって思います。